私は安倍晋三を支持します!
札幌は連日、猛暑が続いていますが、永田町では政局秋の陣が近づいています。自民党総裁選の立候補予定者は安倍官房長官、谷垣財務大臣、麻生外務大臣にしぼられてきました。私は安倍官房長官を支持します。 私は政治家個人としても、初当選以来、安倍氏にお世話になってきました。浪人中は何度も札幌に足を運んでもらい、応援をいただきました。昨年の総選挙では、全国300の選挙区がある中で、ただ一か所、私の第一声にかけつけてもらいました。同じグループに所属し、公私ともに親しくしております。しかし今回の総裁選、つまり小泉首相の後継を選ぶ選挙で安倍氏を支持する理由は、こうした政治的つながりの強さ、お世話になっているから、という理由ではありません。日本の次のリーダーには、どのような人が相応しいかを冷静に考えた時、その結論は麻生氏でも谷垣氏でもなく、安倍氏だと判断するからです。
日本の課題はたくさんあります。経済、財政、教育、社会保障、少子化、高齢化など、いずれも重い課題ばかりです。しかし私が一番重視したいのは、日本が歴史と伝統をふまえ、品格ある国家として国際社会の中で、国益を堂々と主張し、同時に尊厳を十分発揮できる国であること。そのことをふまえた内政、外交を展開できる、信念のあるリーダーであることです。
安倍氏に関して、最も印象深いのは、北朝鮮から拉致被害者が帰国した時、外務省が彼らを一旦、北朝鮮に帰そうとしたのを、当時官房副長官だった安倍氏が頑として認めなかったことです。外務省や政治家の多くが、北との約束だから、拉致被害者を北に帰すべきだと主張していたにもかかわらず、安倍氏が、一度彼らを帰せば、二度と戻れなくなると判断し、帰国を阻止しました。この判断は全く正しいものであることは、今になれば誰でもわかりますが、当時、慌しい状況の中で、そうした冷静な判断が安倍氏はできたのです。
そして今回のミサイル発射事件。発射の一報が伝わるや、安倍氏は官邸に陣取り、関係閣僚を集め、午前6時過ぎには、アメリカのシーファー大使も呼んで情報交換し、午前中には経済制裁を決めるスピード感で、小泉首相外遊中の政権中枢の司令塔役を見事に、的確に果たしました。
このふたつの事例でもわかるように、安倍氏は日本の国益や尊厳を守る政治的意思を明確に持ち、危機に際しても迅速な判断ができる政治家であることが、立証されました。安倍氏は自らの政治テーマを、国の安全を守る「安全保障」と、人の安全を守る「社会保障」のふたつに置いてきましたが、リーダーたらんとする政治家としても、極めて重要で今日的な課題を、そのスタートから設定していたことになります。
安倍氏が総理総裁であるべき理由はまだあります。国民の支持が圧倒的であること。小泉政権が5年半続き、4度の国政選挙の洗礼を受け、現在に至るも50%の支持を得ている事実を見ても、リーダーが国民の絶大な支持を得ているかどうかが、政治を遂行していく上で、最も重要であることは明らかです。正に「信なくば立たず」です。また安倍氏が若い政治家であることも、日本の政治を新陳代謝し、前例踏襲型から変えていく大きな要素になるものと期待します。
総裁選まで1か月。候補者同士が国民の前で堂々の議論をし、この国のかたちを決めるチャンスにしてほしいと願いますが、私自身は安倍政権誕生をめざして、札幌で東京で、大いに頑張りたいと考えています。
[ 2006年08月10日 ]
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